どうするバトン

≪起きたら無人島に居た≫
誰に連れてこられたのかとか理由を考えるのは面倒なので、さっさか頭を切り替えて、安全な寝床を探します。
それから食糧確保。うさぎは愛しくて無理なので、お魚さん。
……崖上から飛び掛ってくる女の子とか、お面つけた怪人とか出ないよね？（知らん）

≪友達の鼻がピノキオになっています≫
ウソップの呪いか！？　と感心しつつ観賞する。
本人が気づいて慌て出したら、とりあえず医者に行くことを勧め、あとは我関せず（薄情）

≪落し物ですよ。と熊に追いかけられる≫
さては貴様、着ぐるみかぶったフロリンダか、それとも変態か！　と化けの皮を剥がしにかかる。

≪ミッキーがミニーに発情しているのを見た≫
子供の夢が壊れます、とＰＴＡのお母様方を引き込んで、ネズミーランドの管理責任者に苦情申し立てをする。

≪鏡の中から声がする≫
白雪姫の継母所有物か、霊界から持ち出された暗黒鏡か、それともペル罰／石上千鶴の陰謀か？
高く売れそうな品なら売り飛ばし、二束三文にしかならなければ供養処理を神社に押し付ける。

≪時計を持ったうさぎが走ってる≫
写真写真、カメラ～！！　と取りに行っている間に逃げられてしまうんだろうなぁ。
本気を出したら、おっそろしく足速いですよ。うさぎは。鈍足の管理人じゃ追いつけません……。

≪儂のばあさんはどこじゃと爺さんに絡まれる≫
『ケイゾク』の柴田さん風に、私の未来の旦那様はどこですか、と逆に聞き返して困らせる。困らせたら勝ち！（なんで）

≪鮫の歯を磨くことに≫
柄の部分が１０ｍはあろうかという金属製巨大歯ブラシを用意してから、それぞれ防弾チョッキを着込んだ後、５人以上のチーム体制で！
動物園のスタッフって、愛と気合が要りますよね。

≪満員電車の何かが身体に触っている≫
鞄で自らをガードしつつ、電車が揺れた所為を装って、問答無用で押し飛ばす。

≪振り向けば中学時代の元恋人≫
まったく思い出せないフリをする。
『え、同級生だったっけ？　ごっめーん、ほとんど記憶に残ってないや。あはは』　　　― 完 ―

≪明日があるさと慰められた≫
慰めてくれなくていいから、手伝って！　仕事を！　今日中に終わらせないといけないのよ、これはぁー！！
（年度末なんて、大嫌いだぁー！！）

≪未確認飛行物体の正体がお母さんだった≫
頼むから、給料をつぎ込むのは骨董品と韓流ドラマだけにしてね？　と釘を刺す。

≪知らないガキに付き合ってくださいと言われる≫
『１０年経って、イイ男になって出直してきたら考えてあげる』とあしらい、保護者の元に帰らせる。
……小学校６年生の頃、２年生の男の子に告白された経験はありますが。
当時ならともかく現在の管理人が、初対面の８歳児を連れ回していたら、警察から職務質問されかねないじゃないですかー！　このご時世（シャレにならん）

≪受験生に励ましの一言≫
枯れ木に花を咲かせましょうぞ。桜、桜～♪
（短すぎるわ！）

≪５人に回してください≫
……どうするかって？
毎度のごとく、アンカー希望です。