GUNDAM SEED IMPRESSION

〜運命感想ネタばれ有り〜



■PHASE-42 『 自由と正義と 』

さくさくとストーリーが進んだな、という印象の今回。各キャラクターごとに (?) 感想をまとめてみました。

ムウさん ロアノーク大佐、あっさり釈放
この艦、また戦闘に出るから、ということで。なんだか前作のディアミリを思い出しました。
違うのは、脱出用戦闘機のプレゼントあり、別れ際のロマンス度99%、マリューさんの涙つきという待遇でしょうか(笑) まあ、それこそ、このまま彼を乗せといても仕方ありませんからねぇ。頑張って、記憶ぜんぶ取り戻していただかないことには!
そして案の定、AAのピンチに戻ってきてしまった、不可能を可能にする男……ご存命の理由が判明するのは、果たしていつなのか。

カガリ VS シン
期待した会話はありませんでした……説得決裂してもいいから、話をして欲しかった。けど、お互い敵機に誰が乗ってるのかなんて、知りませんからねぇ。カガリが、ザフト最新鋭機への通信コードなんか把握しているわけがないし、しょうがないか。
金ピカMSアカツキの腕は、登場二話目で吹っ飛ばされ、まさかこれにて出番終了? 戦うためのMSというより、パイロットを含めた守り一辺倒の機体になっているところが、ウズミ様の親心って感じでいいなぁと思ったんですけど。
きらきら必須の作画が大変だから、活躍シーン増やさないとかじゃないですよね?(汗)
まあ、カガリがやるべきことは戦闘そのものではないし、デスティニーを深追いする必要はないにしろ、国を守るために種割れ! という展開も見たかったな〜。

キラとシン、ミネルバとアークエンジェルの激突、ラクス様親衛隊の三人組については、今の段階では特筆できることがない……。
今後、ストーリー展開の鍵を握るのは、アスラン、ラクス、タリアさんの三人でしょうが、議長だけでなくレイの言動にも不信を抱いているっぽい、
タリアさんに期待大です!
ラクスには、ミーア嬢にはあまり矛先を向けず、議長と舌戦を繰り広げてほしい。アスランについては……シンの暴走をどうにか止めてほしいところですが、これまで散々失敗続きだったので、あまり過大な期待は寄せないことにします。

……ってーか、レイ。
歯に衣着せず、ルナマリアを邪魔者扱い
序盤、けっこう見せてくれていた、紳士な態度は見せかけだったんですか!? ルナを庇ったり、気遣ったり、女の子だからと豪華ホテルへの宿泊権 (?) を譲ったり……してましたよね。確かに。
いやいやいや、きっとルナの実力を冷静に分析して、出撃しても自由VS運命の戦いに巻き込まれて、ついていけずに
怪我するだけだから残れと言いたいだけですよね。彼女が出ると、シンの気が散って、クルーゼの仇を取れなくなるから迷惑だなんてこと――考えてないですよね!?(汗)
管理人、アスランよりも議長よりも、レイの思考が解りません。彼もまた、デュランダルの手駒なのか、それとも物語の核心にいるのか……。

セイラン親子
前回の政権奪還劇は、単純におもしろかったんですが、今回はちょっと笑えないところが……。
いや、
自分にも非があると潔く認めたうえで、この事態はなんだと怒るカガリはいいとして――拘束したユウナを、ぼこぼこにしていたオーブの軍人さんたちと、身動き出来ない状態のユウナを殴り飛ばしたカガリは、ちょっとなぁ。
直情的な彼女らしいといえば言えるんですが、あれは殴っちゃダメでしょう。常識人のキサカさんから、お咎めがないとは、そんなにセイラン親子は嫌われていたのかっ!(汗)
疫病神のジブリールは、またもやさっさか逃げ出して。ウナト・エマを始めとする、大西洋連邦寄りの首長たちは、MSの襲撃にて、呆気なく海の藻屑にされてしまった模様。
セイラン親子とカガリ、最終的に和解して、考えは違うながらも国の復興のために協力を、という展開を想像していたので、なんだか納得がいかないこの描写。シナリオによっては、彼らも
トダカさんのように味のある人物になったと思うんですが。もうちょっと、どうにかならなかったのかなぁ……。

命の恩人を置き去りにしよーとする、ザラ氏
いえ、残った方が安全だと思ってることは分かるんですけどね。
カガリから 『(メイリンは) おまえのこと好きなんだろ』 と、はっきり指摘されておいて、他に知り合いもいない場所に、女の子ひとり置いていくってどうなのよ?
おまけに 『CIC席に座るくらいなら』 って……オペレーターの仕事を舐めるなぁー!! メイリンちゃんなら、それが専門だしミリアリアとも仲良くやれそうだし、目の保養にもなるということで、コーディネイター云々にはあまり抵抗のない他のクルーたちは大歓迎でしょうが。大事なお姫様を放ったらかして、ザフトに戻っていたアスランが、乗組員の大半を占めるオーブ軍人さんたちに受け入れられるはずがぬぁーい!
……と思ったら。
周りの冷たい視線に耐えられなくなったのか、降下してきたフリーダム&ジャスティス
(ラクスにパイロットスーツは似合いませんね……) を見るなり、格納庫にだーっしゅ!
だからさ〜、途中で放り出すくらいなら、やるっていうなよ、仕事! おとなしく医務室で寝てなさいよ! 頼りにならない男の面倒を見る、メイリンちゃんは大変ですよ……ホントにもう。

この期に及んでハツカネズミ
それでも、久々に 『カガリ!』 って叫んでたし、彼女やオーブの危機に黙って見ているだけなんて、耐えられなかったのかと思いきや。
再会早々、ラクスに対して愚痴モード。ジャスティスが用意されたことを皮肉り、手厳しい言葉で返されれば目を背ける。
あなた結局、なにをどうしたいんですか?
なんて言うか……あれですね。アスランって、対外的にはビシッと隙なく格好つけようとするけど、気を許した相手に対しては極端に愚痴っぽいんですね。前作終盤では、やることも共に歩む仲間も確定してたから、その要素があまり目立たなかっただけなんだわ〜、きっと。
ラクスとの会話はないまま、自分で考えて復活するかと思ったのに、やっぱりガツンと言われなきゃ動かないんですか!
ウズミ様がご存命だったら、娘とユウナの結婚は認めないだろうけど、アスランとの恋仲も認めないと思います! というか、保護者代わりのキサカ&エリカさんも、オーブ軍の方々も認めません、きっと!!

あーあ、クロニクルのEDではどうしてくれよう、この優柔不断なハツカネズミさんは……来週の動向次第か……そのうち、読者様にアンケート取るかなぁ。



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