GUNDAM SEED IMPRESSION

〜運命感想ネタばれ有り〜



■PHASE-47 『 ミーア 』

前半、ミーアのモノローグ

ごく普通の女の子だったんですよね〜、彼女は。
思考が等身大というか……変に達観したところがない。眼前にあるものを素直に信じて、誰かに褒められたり認められることが嬉しくて、ミーア個人としても平和を望んで、必死に頑張ってきた。ええ、そこいくとキララクは悟りすぎです、まだ10代なのに (汗)
TVアニメの視聴者としてみれば、議長の口車に乗ったりするから――という評価になるのかもしれないけれど、現実でも、あの年頃のアイドルに憧れる少女が同じ状況に置かれれば、大半の人間は同じように考えるようになるんじゃないかな〜と思います。

それはそうと、相変わらず心理描写がないラクス……スタッフの方針なのか、アスランのように気持ちを言葉で語ることさえありません。そりゃあ、泣いていて、悔しそうで、表情から読み取れることもありでしょうけれど、
たまには喋らせてあげてください。
自分に憧れていた女の子を、もっと早く動いていれば助けられたかもしれない少女を、むざむざ目の前で死なせてしまった。たぶん、アスランと似たようなことを思ってるんでしょうけれど……
言葉は大切です。話さなきゃ伝わらないことだってありますよ〜、特に視聴者には!

残り5話を切ってるのに総集編なの? ディアイザまたも背景扱い? 遺品の日記を勝手に見ていいのか? ドム三人組には今後活躍の場があるのか? ……etcには言及しないことにして
(←しとるやんけ) ストーリー構成だけを抜き出してみれば、この回は、
デスティニープランの行く末
を、暗示してますよね……ごくごく平凡な少女が、役割を振られて、それを全うしようと必死に頑張っても、統治者=デュランダルの意にそぐわなくなればあっさり切られる
(ところで議長、ミーアがラクスを庇って死んだことは把握してるんですかね?)
『アスラン脱走』 の回も、それを暗示してはいましたが――プランが導入されれば、ああいう事態が続発するでしょう。議長が語る平和は、気だるい平穏を得る代わりに、叶わぬ夢とか情を捨てるってことなんでしょうから。うーわ、すっごい独裁国家だ…… (滝汗)

戦争の根源は、人間の心にある。それはまあ、事実ではありますよね〜。進むべき道にはこだわらないから、
他人に決めてもらった方が楽だと考える人もいるでしょうし、なにから何まで議長の考えが間違ってるとも思いません。
ただ、管理統制も度を越してしまえば、ヒトは生きた人形です。心は凪いでるんじゃなくて、死んでるようなものです。管理人は、デスティニープランを受け入れられません。だって、議長の思想って、
ディアミリ否定してるんですもん!!(爆)
議長の言を借りるならば、ザフトのMSパイロット=ディアッカは、ただ戦うための兵士であるべきで?
戦うことに、いちいち迷いを抱かせるような、ミリアリアと出会ってしまったことが、彼の不幸で?
ただ、与えられた役割を果たしていれば、戦争は起こらず、平和な世界に生きられる?
そんな訳あるかぁーーーーーー!!
典型的な “戦うための兵士” だったであろう、当時のディアッカが、泣いてる女の子の神経逆撫でして殺されかかったってのに、
そんな訳あるかぁーーーーーー!!

有り得ませんね。認めませんよ。どこの誰が議長プランに迎合しようとも、
ディアッカは真正面から否定してくれますよ。ミリアリアと出会う前の自分が幸せで、今が不幸だなんて馬鹿な理屈の押しつけは! たとえ振られちゃってても、もしも一生想いが報われなくてもねっ!!

ぶつぶつぶつぶつ……。タリアさん、タリアさん、お願いだから議長になにか言ってやってください!
ラスト、話がデスティニープランに移ったところで、コニールちゃんたち一般市民がそろって当惑していたので、ちょっとホッとしましたが。
納得いかないので、クロニクルではそういう話を書きますです。はい。



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